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気づけば、ブログ開始から2年半経ってました。


by terugi
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ハッカビーズ

ハッカビーズ_b0032738_0443899.jpg
いやあ。久々に痺れる映画を観た。

例えば、野球選手が野球に対する自身の姿勢を表現するときに用いる「俺の哲学」という言葉や、ben foldsが歌ってる「恋の哲学」なんてのは、哲学という概念を拡大解釈しているだけであって、本質の哲学とは次元が違う。
この世の中でリアルなのは、細胞が織りなす肉体なのか、それとも肉体に宿る魂なのか、ようするに合コンとかで話したら完全にドン引きされるぐらい、抽象的で得体の知れない物なのだ。
でもこの哲学というのが、人間が生きて行く上で不可欠なものだから厄介だ。
つまり、意識せずとも、自分が生きる上での意思決定に影響するのが哲学なのでは。

哲学者ですら統一した真理を究明できていないのである。俺がわかるはずもない。
でもこの映画を見て、その長い長い尻尾の先っちょはつかめたような気がした。
哲学は抽象的で難解な物だけど、実はこんなに単純なことなのでは無いかと。

ジュード・ロウもかっこいいし、ナオミ・ワッツもキレイ。ダスティン・ホフマンも名演だ。わかりやすいストーリーに現代人目線での哲学が交錯する。
価値観の違いなんてあって当然。チベットに一喜一憂するし、巨乳も貧乳もいるんだし。
さて、人間はその価値観の違いを超越して、結びつくことができるんでしょうか。

そして、おいTSUTAYA!
この作品をコメディーコーナーに置いとくとは何事だ。
コメディーだと思って借りて行った人が、ブログでエラくこきおろしちゃってるだろうが。
あるブログでは、「作り手目線のコメディーで全然笑えない」とか書かれていて、これをコメディーだと思うのもどうかと思うし、コメディー見たいなら、ホームアローンでも一生見てろと言いたいところだが、人それぞれ。せめてジャンル分けぐらい親切にしてやったらどうだろうか。
# by terugi | 2008-05-13 00:56 | 洋画

タロットカード殺人事件

タロットカード殺人事件_b0032738_16244160.jpg
ウッディ・アレン信者の俺としては見過ごせない映画発見。即レンタル。
スカーレット・ヨハンソンのムチムチなボディーに目を奪われつつも、彼女が素直な演技をしたら、こんなにも可愛いのかと再認識。いつもどこか影のある役だったりしたので、妙に新鮮に感じた。

アレンおじさんは相変わらずの表情と間を駆使していて、単なるコメディー映画にスパイスを加えていた。だいぶ高齢だろうが、本当に彼には死なないで欲しいと思っている(不謹慎か?)。

オフィシャルサイトを見たんだけど、「ウディ・アレン書き下ろしのミステリー」ってコピーが目に入った。
ミステリー?どこがだよ!
この映画の広報担当、完全に間違ってますよあんた。これは喜劇です。
みんなこの映画の内容とかどうでもいいんだよ。
ウッディ・アレンのへなちょこな顔と、スカーレット・ヨハンソンの胸の谷間さえ見れれば。
# by terugi | 2008-05-12 16:36 | 洋画

サイボーグでも大丈夫

サイボーグでも大丈夫_b0032738_1443142.jpg

パク・チャヌクの最新作。
ピーが主演ということで、カミさんとなりで大興奮。
このポップなジャケットからは想像もできないぐらいのサイコな映画で、いきなりリストカットで虚言病で、拒食症のオンパレード。

ストーリーは以外としっかり構成されている感。テーマがサイコだけど、わりと素直なお話だ。パク・チャヌク独特の世界観だけど、どこかジンワリと温かくさせるシーンが目立った。
物語の中盤、ピーとヒロインの女の子がガチンコディープキス。隣からは、カミさんが唾を飲み込む音が聞こえる。

いいか、悪いかで言えば、いい作品。
上の画像に韓国語で「キスじゃなくて充電なんですけど」みたいなコピーが書かれているが、韓国語で言われると、なぜかトキメキメモリアルです。

※翌朝起きてみると、カミさんが2度目の鑑賞をしていた。おそらく俺が寝ている間にピーのディープキスのシーンを何度もリプレイしようとしたに違いない。
# by terugi | 2008-05-12 14:49 | 韓国映画

笑の大学

笑の大学_b0032738_14314149.jpg
約三ヶ月ぶりの更新ですか。まあ、ペースはこんなもんだ。
最近、「いい映画を見た!」って思うことが少なくなったからかもしれないし、確実に昔に比べて映画館に足を運ぶ機会が少なくなっている。

三谷幸喜の絡んだ作品全般に感じる「安定感」。見て損はしないという根も葉もない先入観すら抱かせる。ただこの映画に限って言えば、

役所広司。
彼が全て。この映画での彼の演技は神の領域だと断言。

あー、笑った笑った。
しかし、稲垣吾郎の滑舌の悪さはどうにかならないものかね。というか映画に出るレベルでは無い。チンポコ。
# by terugi | 2008-05-12 14:37 | 日記

leon

昨日テレビをつけたら、「レオン」を放送していた。
多分10年以上前、俺が高校1年生の頃に公開された映画だと記憶している。
何もわからないガキだったけど、池袋の映画館に一人で行って、すすり泣いたのを覚えている。

それまで俺たちの中で、映画といえば、シュワちゃんとスタローンとジャッキーが全てで、いわばレオンのような少し大人の香りのする映画との出会いは、ものすごくショッキングなことだったのである。

子供に殺しを教えるとか、今考えたら無茶苦茶な設定が多い映画だけど、そんな辻褄の合わなさは高校生にとって重要なことではなく、ただただジャン・レノがカッコよくて、ゲイリー・オールマンが魅力的で、ナタリーちゃんが可愛すぎるのだった。

映画って、見るタイミングが重要だよな。
ホーム・アローンていう映画も、三十路手前の人だったらほとんど見たことがあるんじゃないだろうか。今公開されるとしたら、まず見ないだろ?

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レオンのポスター飾ってる奴も多かったな。
# by terugi | 2008-02-15 11:10 | 洋画